AIブロガーの限界

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さくらインターネットで、AIライターなるサービスの紹介があった。ユーザーローカル社と提携した新しいサービスとのことだ。

高度な記事を自動で生成する無料AIライティングツール
書きたい記事のキーワードを入力するだけで、ユーザーローカル独自のAIが関連キーワードをリストアップし、米OpenAIのChatGPTと連携して記事が自動生成されます。
会員登録は不要で、法人・個人を問わず、無料で利用可能です。

早速試してみたのだが、なるほど。これはすごい。
ちょっとしたキーワードを数個入れると、ものの1分で原稿の下書きをつくってくれるのだ。
生成された文書はとてもプロフェッショナルな感じで魅力的だ。とても自分にはかけない。
主にWEB上にある文章から生成していると思われるので、オリジナリティがないサイトは淘汰されてしまうかもしれないと思うほどである。
試しに何度か同じキーワードを入れてみたが、同じ文章が生成される訳ではないようだ。何度ボツにしても気にすることはないのが凄い。これからライター業は大変だろうと思う。

それなりに酒はマニアックな事をしっているので、AIに文章を書かせて勝負してみたい。自分が最初に書いた「ウンダーベルグ」なんかはどうだろう?
キーワードは

ウンダーベルグ ガンベルト 非売品

である。
試すこと1分、「非売品!ウンダーベルグ ガンベルトの魅力に迫る」という文章を書きあげてきた。タイトルからして凄い。ウンダーベルグのお酒の紹介、ガンベルトの特徴など、ほれぼれとする内容だ。
最初の数行で文章に引き込まれた。お酒の知識もマニアックレベルであり、しかもよく知らない人に説明するのがうまい。
完全に負け!と思ったが、なんだかちょっとおかしいのである。

使用感??? 機能性???

確かにデザインはとてもよい。
ただこのノベルティは腰に装着して使用するものでは絶対ない!ディスプレイするものだ。
長時間の使用って、どういうシチュエーションだ?
確かにガンベルトに刺して使うものだが、こいつを腰に巻いてウンダーベルグを装着し、いざというときに取り出したら、やばい人間違いなしである。アル〇でもそんなことはしない。

ショットバーの演出アイテムとしては、確かに非常に効果的だ。

特に、バーテンダーがそのガンベルトを着用し、ウンダーベルグのショットを提供するシーンは、訪れた客にとって特別な体験となるでしょう

笑い死ぬ!!!

これだけは絶対ない!
本当にあったら「絶対に笑ってはいけないバー」だ。耐えられる気がしない。
正装したバーマンが腰にガンベルトを装着し、そこから1本取り出してウンダーベルグのカクテルなんぞ提供するのか?
想像しただけでもう笑いが止まらない!!
確かに特別な体験だ。スーツを着て日本全国どこでもいくぞ!
集客効果は抜群そうだ。

ところでChatGPTってWEBをクロールして文章を生成する訳で、全くでたらめって事はないと思うんだけど、実際に腰に巻いてアピールしている人がいるってことか?
それもバーテンダーが???
信じてしまいそうな程、文章が自然なのが恐ろしい。
本当なら、どこのWEBから拾ってきたのか是非開示してもらいたいものだ。

そうそう実際に試してみた人によると、ウンダーベルグのガンベルトは腰巻では無理です。全くサイズが合わずフィットしません。
肩掛けならなんとか。。。
それでもかなり重くて長時間の使用には耐えられません。。。

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