余市からのラブレター

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ニッカウヰスキーから、懇親試飲会の案内が届いた。
なんてすばらしい日だ。

この10年の間でウイスキー人気は非常に高まり、おかげでこのウイスキー作りの体験会はプラチナチケットになってしまった。その上、コロナで数年開催もなかった。
懇親試飲会も公然の秘密で毎年開催されていたが、コロナの影響でこちらの開催も当然中止だ。
一応今年は懇親試飲会を開催する方向だったが、ギリギリまでコロナの影響を見極めていた様だ。
本当にラッキーなタイミングだったと、しみじみ思う。

丁度5年前に、わざわざニッカウヰスキーに連絡をしてマイウイスキーの専用貯蔵庫?を見学させてもらった。もちろん事前予約が必要だ。得意げに樽番号をお伝えした記憶がある。

写真の通り、樽は一段だけで贅沢な置き方だ。
余市でこの様な貯蔵庫の風景は、あまり見たことが無い人がほとんどだろう。
なぜならこの貯蔵庫は、一般の見学者は立ち入りできずマイウイスキー作りの経験者しか立ち入る事ができない。ヘルメット必須の場所にある。

わざわざスタッフの女性が色々と説明をしてくれた。普段は見学ツアーで対応している方である。
樽は奥から順番に若い順に並んでおり、手前ほど古いそうだ。たまに来る見学者用に普通より贅沢に配置しているらしい。
事前に樽番号をお知らせしていたので、自分の樽を紹介してくれる。丁度真ん中くらいにあった。
ウイスキー作りの最後に、参加者全員が樽にサインなんかをしたのだが、それを見ると懐かしい思い出が蘇ってくる。7年目位で再度訪れてみようと思っていたのだが、コロナでとうとう果たせなかった。最初で最後の見学となってしまった。

やっと会える10年目のウイスキーに今からとても楽しみだ。
もちろん会社をクビになっても行くつもりである。

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