100記事も続いたので、素直にさくらインターネットのスタンダードプランにアップグレードすればWordPressの動作保証を受けられるのだが、それだとエンジニアとして面白くない。
制限のある中で可能な限り高速なレスポンスを得るのが目的でなので、おそらくどうしようも無くなるまではライトプランのままだろう。もちろん制限の中にはお小遣いも含まれる。
さくらインターネットのライトプランでも無料でコンテンツブーストというCDN機能があり、この機能を使ってWordPressを高速化している。
簡易的なCDNなので細かな調整はできないのだが、20世紀時代のホームページサービスでは用意されてる訳もなく、初めての経験なので良い勉強にはなっている。
一般的にCDNのキャッシュヒット率は最低でも90%以上無いとあまり意味が無いと言われており、95%でまぁ標準、大規模なサイトだと99%以上で勝負している感じだろう。しかも1秒以下の単位で細かくキャッシュ調整している。
はっきり言って、このサイトはCDNを使う意味は全くない。全くないけど使ってみたい!ということだけで設定している。
どのくらい意味が無いのかと言えば、2024年11月のデータで
キャッシュヒット率 10%
そんなもんである。
オリジンサーバへのアクセスの方が遙かに多いので、CDNを使うことによるデメリットの方が大きいだろう。
たまにF5アタック的な攻撃が見られるので、その対策にはなっているかもしれないが、落とされたところで被害も無い。
ちなみに今月は今のところ15%だ。先々月は8%だったので一応ヒット率は段々上がっている。
先月の転送量が5.86GBなので約586MBがキャッシュから転送されたようだ。どのデータがヒット率が高いか等の情報は閲覧できないのだが、設定的にアイキャッチ画像のデータがメインである。
画像データは最長の1週間キャッシュされるので、ほぼオリジンサーバへはほぼアクセスが無い。Nounoの投稿と同時にトップページにある画像は全てキャッシュ済みで、それが配信されている感じだ。
100記事を超えるとアクセス数が増えてくるとのことだが、そんな気配は全くない。CDNの利用は実際にアクセスが増えてから考えても全く問題ないだろう。
100GBまで無料で使用できるが、これを超えるようなアクセス数を一生に一度だけでも経験したい物である。あと20倍。道のりは長い。
コメント