名酒センター

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お茶の水にある各地の酒蔵のアンテナショップである。
ちょっと歩けば神田明神や湯島聖堂があるところ。居酒屋が立ち並ぶ場所とは反対側になるため、一見でふらっと入ってみるようなお店では無い感じだ。日本酒好きが目的を持って訪ねる場所になるだろう。
また基本的に角打ち酒屋なので、お酒の味見をする場所だ。気に入ったら購入する事もできる。

まず入口から入ってビックリ。冷蔵庫に並ぶ日本酒の数々。これだけあるとどれを飲んで良いのかわからない。有名どころは少なくマニアックな品揃えだ。お店のコメントや日本酒度などを参考にお好みを探してみるのが良いだろう。日本酒に合うつまみももちろんあるが、調理に時間がかかるものはあまり置いていない。酒屋に置いてある乾き物なんかが豊富にあるので、試飲用の酒のあてな感じであろう。あくまで日本酒が主役である。
開栓してしまうと徐々に劣化してしまうのだが、おそらくフレッシュさを保つため一升瓶より四合瓶の方が多い。コストはかかるが、この辺の気配りを感じられる。オジサンのオアシス的なところを想像していたのだが、若い人の方が全然多い。

ここのシステムは少々独特だ。好きな日本酒をテーブルに置いて店員さんにお願いすると、順次注いで貰えるのだ。3種類同時に選ぶと100円割引になる。大抵の方は常に3種セットになるね。良くできているシステムである。
金額は300円から2,000円を超える物までいろいろだ。ただ高額商品になると、いつ開けたかは気になる。口開けならチャレンジしてみたかったのだが、どれも開いていたようだった。

和らぎ水は角テーブルに配置されているので、安心して好きなだけ楽しめる。
セルフで酒燗器もあるので、生酒を熱燗にしてみる暴挙も許される感じだ。ちなみに自分は自宅で意図的に熱燗にすることがある。

まずは挨拶がてら勝手に「純米生原酒」シリーズを頂いた。蔵ごとにバラバラに並んでいるので探すのが楽しい。
原酒なのでちょっぴりアルコール度数は高め。ものの10分で飲み干す。

すぐさま追加のオーダー。「白真弓」は知らないお酒だったけどスタッフおすすめだけあって美味しかった。2度目の登場。

さすがに3度目のオーダーにもなると、かなり酔った。昔は「越乃寒梅」は幻のお酒とか言われていたけど、結構手に入るようになった。

そしてラストオーダー

角打ちで長っ尻は良くないと思いつつも、2時間ちょっとも滞在してしまった。
最後の方はちょっと味が分からなかった。。。
最後に頂いた「千代むすび 強力30」とか桐箱に入っているレベルのお酒なのに、なんだか良くわからないまま飲みきってしまった。勿体ない。
6杯くらいで切り上げるのがベストじゃないだろうか?
なかなか面白いお店だった。

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