世界のビール博物館 ソラマチ店

この記事は約4分で読めます。

ニッポンクラフトビアフェスティバルでビールをしこたま飲んだのだが、たかが1.8Lである。日本酒の1升(1.8L)ならともかく、まだまだ余裕で行けると近くに気になるお店があった。
東京スカイツリーのソラマチにある「世界のビール博物館」である。
3/6にリニューアルオープンしたばかりだ。気になってはいたのだが、リニューアル前にも訪問したことが無い。

100タップ(100種類)の樽生ビールを提供するのが売りだ。このタップ数に匹敵するのは両国にある超有名店の「ポパイ」くらいなものだろう。実のところタップの数は増やせば良いというものではない。数が多いと洗浄が大変だし、なにより量が捌けないとビールの鮮度が落ちてしまい商売にならなくなってしまうのだ。無駄に多いのは単に客寄せのためである。
個人店だと5タップ前後、多くても10タップ位が限度だろう。自分の場合は小さいお店でこれ以上のタップ数があると逆に入らない。よほどの繁盛店ならともかく管理に疑問を感じるからだ。おそらくマニアの方も同じだと思う。

普通の人は100タップもあったら、どれを選んで良いかわからない。「世界のビール博物館」は大箱にも関わらず比較的高価格帯になるので、どちらかと言うとビールを良く知っている人向けの店舗になるだろう。

酔い覚ましに桜を見ながら徒歩で向かう。
お店の雰囲気はとても今風。写真にもあるが鹿の剥製が迎えてくれる。左側のカウンターはビールでは無くBAR仕様になっているようだね。一瞬で通り過ぎてしまったが、そこそこウイスキーが揃っていそうで日本のクラフトウイスキーも見えた。
ラグジュアリー感のある店内は若者が中心だが意外とシニア層も多い。女性客も多く立ち飲み居酒屋とは明らかに違う客層。
ちょっと人が多かったので写真は載せられないが並んだタップは壮観だ。店員も間違えないのだろうか気になる程である。遠目で確認したところ、ガス圧計とタップが上下2セット並んでいる。上下50タップずつ計100タップなのだろう。

メニュー表を見て、もの凄い違和感。確かに豊富に揃っているのだが、なんか微妙に偏っている気がする。
ベルギービールの一押しが「ゾット」だと?普通そんなビール知らないよ?
リーフマンスはまだわかるけどフルーツビールだし、普通はヒューガルデンあたりじゃないだろうか?
その隣がストラフェで止まっているが「ストラフェヘンドリック」が正解。
「ゾット」も「ストラフェヘンドリック」も、ほとんど見かけないし樽生はまず見ない。
こんな特徴的なラインナップを樽生で提供できるのは日本橋にあるコレド室町の「ブルッグスゾット」位なものだろう。それに上にあるドイツビールもホフブロイの樽生が中心だと東京国際フォーラム近くの「カイザーホフ」のテイスト感。加えてお店の雰囲気もどことなく秋葉原や渋谷にある「クラフトビールタップ」に近い。おすすめのパイクIPAとか黒板でよく見かけるし。
気になって調べてみたら全部ZATOグループという企業の店舗らしい。同じグループなら仕入も同じだろうから入手は難しくない。なるほど、今まで全然知らなかった。。。
どうりで違和感を感じた訳だった。というかこの企業に相当なお金を落としているぞ。
どうやら各店舗に卸しているビールを集めたのが「世界のビール博物館」ということになるね。なのでちょっぴりメニューが偏ってる。
メニュー一つで気がつくこともあるのだな。

飲み足りないけどお腹はそれほど空いていない。そんなときは高アルコールのビールだ。目に入ったのは「デリリウム・トレメンス」ももいろぞうさんのビールである。ちなみにこのビールにかけてウゴウゴルーガのネタを言うと受けるが、平成生まれには全く通じない。
このビールは「デリリウムカフェ」という別企業の店舗で楽しむのがお勧めなのだが、目に入ってしまったのでオーダー。

このビールは英語の「Seeing pink elephants」から来ており、このビールを飲んで酔っ払うとピンク色の象の幻覚が見えることから来ている。もっと言うと薬物でキマってる状態の幻覚だ。そんなビールである。
フルーティーで甘みも感じるため飲みやすいのだがアルコール度数は8.5%とちょっと高い。通常は5%前後。

本当はこんなグラスで来て欲しかったのよね。ちなみにこちらは旧グラス。新グラスはちょっと慣れない。象さんが沢山見える方がこのビールらしいし。
メニュー表には無いが説明がちゃんと提示された。ただグラスは普通のタンブラーだ。周りを見渡してみると、基本はこのタンブラーらしい。そうなるとドイツビールの方が良かったかな?
まぁ既にかなり酔っているので、飲んでしまえばいつもの「デリリウム・トレメンス」と変わらない。
飲み終わった頃にはベロベロになった。チェイサーを頼むのを忘れた。
家に帰るのが心配だったので、ここら辺でお開きにする。

ちゃんと自宅には帰ったのだがふらふらだった。さっさと寝床につくと「ももいろぞうさん」を見たのだった。

コメント