フラッシュメモリー

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写真は、ご存じの通りSDカードだ。このSDカードだけど、右側は16GBだけど、左側は16MBである。実に1000倍の容量差だ。最新だと4TBが出てきているので、どちらも骨董品には変わらない。8MBから始まって、すぐに64MBのカードが発売されたりしていたので、おそらく16MBのSDを所有している人はあまりいないだろう。実際にちょっと調べてみると、今となっては16MBの方が高価である。写真の16MBは既に20年以上経っていると思うが、一応まだ使えている。

2000年頃だと、データの受け渡しはまだまだフロッピーディスクがメインだった。容量の大きいデータはMOなんかを使っていたと思うが、企業がメインだったと思う。CD-Rは普及し始めの頃で扱いがまだ難しかった。良く書き込みエラーが発生していたものだ。ざっくりと128MBのUSBメモリーが発売された頃から、爆発的に普及したと思う。SDカードはカードリーダが必要だったので、PCのデータ受け渡し用としてはあまり利用がなかったが、デジカメ用として普及した。

そして15年くらい前からSSDが普及し始めた。まだまだバイト単価はハードディスクの方が安いので速度よりも容量を求める場合ではハードディスクに分があるが、一般的な用途ではSSDを選ばない選択肢は無い。
小型化できるし、高速で、騒音も無い。唯一の弱点は電気だけにデータが飛んでしまうことがあること位である。ただもう普通に使っている分には気にすることは無いレベルになっている。
テレビの録画用USBハードディスクも、SSDに取って代わってきている。置き場に困らないし、無音で良いのだ。

一番驚いているのが、このサイトが置いてある「さくらインターネットのライトプラン」が、SSDのRAID10で稼働していることだ。ちょっと前まで一番安いプランでSSDを使用とか信じられなかった。容量も10GBもあれば十分なのに100GBもあるし。時代の流れについて行けてない感じがする今日この頃である。

もう少し待っていれば16TBのSDカードが見られる気がする。ちょっとコレクションに買ってみたい。16PBのSDカードを見ることができるまで、生きていることが今の目標である。

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